この記事では当日の様子を振り返りながら、私たちの新しいオフィスのご紹介もしていきたいと思います。
「UX Square Tokyo」という名前に込めた思い
ビービットの新オフィスには、「UX Square Tokyo」という名前があります。これは、新しいオフィスがビービットにとって、また関係する皆様にとって、UX(User Experience)を考える起点となり、デジタル時代に顧客と寄り添い続けるためのリアルの場所となることを目指してつけられたものです(名前の由来の詳しい解説はこちら)。
今回のパーティもそういった”このオフィスが目指していること”を感じていただけるよう、
- ゲストのUXを大切に設計する
- ビービットだけのオフィスなのではなく、皆様に開かれた場所であることをお伝えする
- ゴールは、「またこのオフィスに来たい」と思っていただくこと
という方針で企画されました。
当日は誰がビービット社員なのかひと目でわかるように、お揃いのTシャツを着てお客様をお迎えしました。
そして、メインのおもてなしプランは「オフィスツアー」。ビービット社員がご来場のお客様に対して、オフィス内のデザインやファシリティの説明をするツアーです
新しいオフィスは、これまでの市ヶ谷オフィスとは全く違うイメージなので、ともすれば、「まるで違う会社ですね」という印象で終わってしまいかねません。でも、本当は随所にビービットがこれまで大切にしてきたことが散りばめられていて、同時にこれから目指す方向をも示しているのです。
そのことを社員一人ひとりの言葉で説明したツアー、ちょっと覗いてみましょう。
ビジターエリアはお客様がいつでも立ち寄れる場所
ツアーは、受付ホールからスタートします。
ここは、お打ち合わせ前の待ち合い場所であると同時に、お客様にご自由にお使いいただくことを想定したエリアです。次のアポイントメントまで時間があいてしまったとき、わざわざカフェを探すのではなく、ぜひここで気兼ねなくお過ごしいただきたいという思いがつまっています。
例えば、ドリンクを自由にお飲みいただけるようになっていたり、
ゆっくりできる席があったり、
電源を使えるカウンター席があったり。
本のソムリエ・BACHの幅充孝氏に選書をお願いしたブックシェルフもあるので、気になる本があったら、ぜひ手にとってみてくださいね。
続いて、会議室に続くメインホールへ。パーティ当日はお飲み物・お食事の用意をしていましたが、普段はソファのある落ち着いた空間です。
ホールに入って右手に並ぶお部屋には、大きなアートが。ビービットが大切にしてきた”個々を見る”ということを表現したもの、現在7カ国のメンバーが働くビービットの多様性・グローバリズムを表現したものなど、それぞれのアートが意味を持っています。
ホールの奥には、遊び心に溢れたお部屋が配置されています。
すべてデザインの異なる椅子が配置された会議室や、
お部屋の名前「I(アイ)」にちなんでアイスクリームデザインで統一された会議室、
こんなラグジュアリーな応接室もあります。
ビジターエリアは、お客様をお通しする場所。打ち合わせを実りあるものにするため、落ち着いた雰囲気と、ちょっとした遊び心を大切に作られています。
そして、ビービットがずっと大事にしてきた、ユーザさんをお呼びして実際にサイトを使ってもらいながらインタビューを行う「ユーザ行動観察調査」。その調査ルームも機材の見直しでずいぶんスッキリしました!今後さらなるパワーアップも予定しています。
ワーキングエリアは柔軟な発想を生み出す場所
ツアーの後半は、普段私たちが仕事をしているワーキングエリアをご案内。ビジターエリアから一転、明るく開放的な空間で、コンサルタントやエンジニアが柔軟な発想を持って働けるように工夫されています。
これからの働き方の多様化や技術の進歩を見据え、「変化を妨げるファシリティはなるべく持たない」を実践すべく、座席はフリーアドレス。その時の気分にあわせて仕事をする場所を選べます。
スタンダードなデスクの他に、集中ブースや、
カフェのような席、
ソファ席や、
バーカウンター(普段はグラスはありませんが・笑)、
さらにテラスまで!
フリーアドレスで困るのは、話しかけたい相手がどこにいるのかわからないこと。このオフィスでは各席にQRコードが用意されていて、アプリで読み込むとマップ上に名前が表示されるようになっています。
さらに、同じアプリでオフィス内のドリンク購入もできるんです。
セキュリティエリアの扉に設置されている施錠システムも、カードだけでなくアプリでも開けることができるものを導入しています。
デジタライゼーションを推進する方々を支援する立場として、ビービットでは自分たちのオフィスを1つの実験場と捉えています。意識的に「リアルのアセット」ではなくSaaSを採用することで、短いサイクルで見直しをかけ、リアルとデジタルが融合した最新のサービス利用体験を社員自身ができるようにしているのです。
オフィスツアー番外編:「個々を大事に」は社員にも当てはまる
さて、突然偉そうなことを言うようですが、会社というのは経営トップだけで成り立つものではなく、社員みんなで作るものではないでしょうか。一人ひとりを大事にする精神は、社員にも当てはまる。そのことを表現したエリアを2つご紹介しましょう。
1つめは、執務エリアの壁にかかった社員の写真。個性に合わせたそれぞれの一番いい表情が集まって、1つのアートになっています。
そしてもう1つは、オフィスにお越しになった方が必ず通る場所。エレベータホールから受付に続く通路の両サイドの壁に、社員から集めた「私の好きな言葉」がたくさん書き込まれています。
その中でも、特にビービットのビジョンに直結するものはイラスト付き。
ビービットにお越しの際には、ぜひこんなところにも注目してみてください。
パーティは大盛況、そして、ここが新しいスタート
記事の冒頭でもお伝えした通り、当日はたくさんのお客様をお迎えし、お陰様で大盛況のうちに終会となりました。
素敵な笑顔を残してお帰りになるお客様を見て、「一兆スマイル社会の実現」をビジョンに掲げた私たちは、今日がまた新しいスタート地点なんだと気の引き締まる思いでした。
ご来場いただいた皆様、改めてありがとうございました。ご都合の合わなかった皆様も、「新しいオフィスを見てみたい!」だけで構いませんので、ぜひお気軽にビービットのUX Square Tokyoにお越しくださいませ。
社員一同、いつでもお待ちしております。