株式会社テレビ東京様気になることがあったらまずログイン、 何が起きていたのか確認したらすぐに改善

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ポイント

・コンバージョンの多い日など、見たいものがあるときにログインして、
ユーザがどこをどう見ているのかを確認

・これまでのツールでは見えなかったユーザの個々の動きが見えることで、
改善すべきポイントを逃さず対応

・問題点はすぐに改善フローにのせてスピーディに対応、
コンバージョン数の増加に貢献

株式会社テレビ東京様

  • コンテンツビジネス部 ビジネス開発部
    長谷川 晋介 様

テレビ東京の人気経済番組を視聴できる動画配信サービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」を担当されている長谷川晋介氏に、USERGRAMの利用実態について話を聞いた。

まずは、USERGRAM導入前に感じていた課題について、伺った。

「当社のサイトには番組ページと、それぞれの放送回のページが大量にあるため、ユーザがどう入ってきてどうコンバージョンしているかは詳しくはわかりませんでした。番組名で検索してリスティングから入ってきているとか、過去の放送回のページを見てコンバージョンしているといった流れは見えていたんですが、実施した施策について、それが良かったかどうか、わからなかった。」

日々の業務の中でUSERGRAMをどのように使っているのだろうか。

「登録数が大きく増加した日にUSERGRAMを見ています。ただ漠然とUSERGRAMを開いても、いつのデータを見て良いかはわからないので。 “この放送回のページから多く登録されている”とわかっていれば、そのページを見てコンバージョンしている人に絞り込んで見る、といった使い方もありますね。」

確かに、忙しい業務の中で、目的なくツールを開くのは難しい。特徴的な動きがあった日に、その理由を知るためにUSERGRAMを見る、という使い方のようだ。

「USERGRAMで見てみると、番組ページに入ってきて、そこから『はじめての方へ』とか、料金のページなどを見ていることがわかるのですが、このページを見ても内容が理解しにくい、ということに気付きました。あとは、スマホで見ているユーザだと、ハンバーガーメニューの中にしかない『はじめての方へ』を見ているのを知って、分かりにくいのによく見つけてくれたな、ということも感じました。」

「そういったことに気づいたら、A/Bテストで『はじめての方へ』ページへのリンクをトップページに出す、などの改善をすぐに試してみます。自社サイトのページを変えるだけであれば稟議はいらないので、直せそうだと思ったところはスピード感を持って対応しています。ページの途中にコンバージョンボタンを置くなども、すぐに試してみました。コンバージョンレートも上がっています。時期とか、放送の内容とかの影響が大きいので、一概には言えないですが。 」

お話の様子から、どんどん改善を進めているのが伝わってくる。

「放送内容のコンバージョンへの影響でいうと、例えばある放送回が話題になり、登録者数が増えたことがありました。動画でその放送回の内容がすぐに見られるのは弊社のサービスだけです。でも、そういった方々はその回だけ見られれば良いという方が多いので、登録後すぐに退会してしまう人も多いのです。そのような時にも、退会数が多くても、この回だけが目的だった人たちが退会しただけなんだということが実際のデータで確認できるのは、意味があります。」

実際に使っていて、一番良さを感じるのはどんなときなのだろう。

「数字が上がるのは、他のツールの貢献もあるのでUSERGRAMだけの成果とはいえないですが、改善すべきポイントを逃さないようにするという意味ではすごく良いツールだと思います。」

「それから、ツールとか分析に慣れてない人にも見てもらいやすいですよね。直感的にわかりやすいから、アクセス解析ツールだと難しいという人も、USERGRAMだと見てくれる。数字が苦手な人にもわかりやすい、という印象です。」

社内共有しやすいことから、サポートセンターへの情報提供にも使えるのでは、という話も上がったほどだという。だからといって、初心者だけのツールと感じているわけではないそうだ。

「さっきの話とは逆になってしまいますが、ツールを使い倒している人にこそ使ってほしいですね。サイトの中のどこで迷っているのかは普通のツールだとわからないですが、そこをちゃんと見ることができるのが、USERGRAMの良いところだと思います。いろんなツールを使ってみて、でもどこを直したらいいかが今ひとつわからない、と感じている人に、おすすめしたいです。」

ご本人は「まだまだ使いこなせていない」というが、見たいものがあるときにサクッと使える、というのも、十分使いこなしている状態だと感じた。「毎日ログインするだけがツールの使い方じゃない」我々も参考になる情報だった。

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