今回は、弊社ビービットの事例をご紹介します。
このコラムは、当初、新規のお客様にUXチームクラウド USERGRAMを知っていただくことを目的として運用をしていました。
しかし、ユーザの行動を見てみることで、記事コンテンツの実際の読者が明らかになり、コンテンツ作成の指針やコンテンツの活用方法を見直すことができた事例です。
新規顧客獲得のための記事コンテンツ
弊社のWebサイトでは、USERGRAMというユーザ行動を可視化するソフトウェアの活用事例の記事コンテンツが掲載されています。
今お読みいただいている、まさにこの記事のことです。
担当者が日々、記事を作成しサイトを運用をしていました。
これらの記事コンテンツによって、「USERGRAMを知らなかった方」に接触することや「USERGRAMを検討中だけど利用イメージがわからない方」にUSERGRAMの利用イメージを掴んでいただくことも狙いのひとつです。
コンテンツ作成開始からしばらく経つと、記事数の増加に伴い、記事コンテンツのPV数は増えました。
しかし、記事コンテンツの作成には工数がかかります。今後もコンテンツを増やし続けるのか、増やす場合はどのような方向性でコンテンツを増やすのかついて、社内で議論になりました。
Google AnalyticsでPV数を算出したところ...
議論の土台とするために、担当者はGoogle Analyticsで記事別のPV数と記事閲覧者のCV数を算出しました。
「PV数とCV数を見ても分かるような、分からないような....。CVに多く貢献している記事と似たようなコンテンツを拡充していくのが良いのかなあ?」
ぼんやりと考えるものの、本当にそれで良いのかよくわかりませんでした。
記事コンテンツを閲覧していたのは契約中のお客様だった
担当者はユーザ行動を確認することにしました。
CVしたユーザのうち、過去に1度でも記事コンテンツを閲覧したユーザに絞り、その行動を見てみました。
すると、想定していた「新規顧客」だけでなく、USERGRAMを「すでに契約しているお客様」も記事を閲覧していることが発見されました。
潜在ユーザへの接触を狙っていた記事コンテンツですが、既存のお客様がUSERGRAMを使う際にも興味を持っていただくことができていたのでしょう。
既存のお客様もターゲットにコンテンツを拡充・活用へ
契約しているお客様が記事を閲覧しているというのは、サイト担当者としては想定外でした。
しかし、実際に数名のお客様に話を伺ったところ「USERGRAMの見る観点や分析方法の参考になっている」と言っていただけました。
そこで弊社では、当初の目的に加え、既存のお客様の利用促進に寄与することも目的に据えて、記事コンテンツを拡充することに決めました。
また、既存のお客様に対して、メルマガでこれらの記事を送付することにしました。
Google Analyticsの結果だけでは、コンテンツを闇雲に拡充するところでしたが、USERGRAMを見ることで、フォーカスを明確に定めて記事の拡充とさらなる活用をすることができた、という弊社の事例でした。
貴社サイトの記事コンテンツは、実際はどのようなユーザに閲覧されているでしょうか。
是非一度、USERGRAMで確認してみてください。
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