「SNS広告がうまくいかない」
「数値は見ているが、どのように改善したらいいかわからない」
こんなお悩みをお持ちの担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、あるコミック中心の電子書籍サービス様にて、
「CV(コンバージョン)につながるTwitter広告の傾向」を見つけ、SNS広告経由での会員獲得コスト50%ダウンに成功した事例をご紹介します。
有料会員の獲得を狙って、Twitter広告を運用していた
ある電子書籍サービスサイト様では、有料会員獲得を目的としてTwitter広告を運用していました。
クリック率・離脱率を投稿ごとに分析していましたが、数値は把握できても改善点がなかなか見つからない状況が続いていました。
投稿の内容によって、CVまでのユーザ行動が違うと気づいた!
「どのような投稿がCVにつながりやすいのだろうか?」
そう考えた担当者は、UXチームクラウド USERGRAM(ユーザグラム)を用いて、Twitter広告から会員登録したユーザの行動を観察してみました。
すると、どうやら投稿の内容によってユーザがCVするまでのステップに違いがあることがわかりました。
たとえば、テキストのみで簡単に新作紹介などを行っている投稿に触れたユーザの場合、何度かTwitter広告に触れた後にCVしていたり、自身で検索してサイトに訪れてCVしている傾向がありました。
一方で、特定の作品の見どころを紹介したり、キャラクターやあるコマを切り取ったサムネイル付き投稿に触れたユーザは、Twitter広告から直接CVしやすいことがわかりました。
直接CVしやすい投稿内容・サムネイルに変更
テキストのみで作品名・作者名を紹介する投稿よりも、作品の見どころを伝える投稿やキャラクターやコマを切り取ったサムネイルを付けた投稿を増やすことで、クリック率の向上とTwitter広告からの直接CVの増加を狙いました。
SNS経由の獲得コストが50%ダウン
このTwitter広告の投稿内容の改善により、クリック単価が大幅に下がり、SNS経由の有料会員獲得コストの50%ダウンを達成しました。
反響の大きい広告を多く出せるようにするためには、結果数値を確認しての試行錯誤はもちろんのこと、その数値の原因を精緻に把握して次に活かすことも重要です。
広告改善の1手法として、既存施策に触れたユーザの行動をクイックに確認してみてはいかがでしょうか?
※Twitter広告(SNS広告)の効果をチェックするには?
効果測定を行いたい投稿に掲載するURLにパラメータを付与することで、そのパラメータ付きURLに流入したユーザを抽出することができます。
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