プレスリリース2023.12.05 Tue.

アパレルブランド「MAISON SPECIAL」を展開するPLAY PRODUCT STUDIOが、グロースマーケティングソリューション「OmniSegment」を導入

顧客体験の向上によりファン化促進を目指す

株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 直紀、以下「ビービット」)は、サザビーリーググループの株式会社PLAY PRODUCT STUDIO(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:菅井 隆行、以下「PLAY PRODUCT STUDIO」)が、EC特化型グロースマーケティングソリューション「OmniSegment(オムニセグメント)」を導入したことを発表します。立ち上げ4年目でEC化率50%を実現し、年間売上約36億円に急成長したファッションブランド「MAISON SPECIAL」の顧客体験の向上を支援していきます。

※「OmniSegment」サービス詳細はこちらよりご覧いただけます。

EC化率50%、前年比EC売上50%増 アパレル業界で注目を集める「MAISON SPECIAL」

サザビーリーググループのPLAY PRODUCT STUDIOは2018年に設立後、上質な素材と製法を用いて”ハイファッションとハイファクトリー”という相反するものを融合させることにより、新しい価値のファッションを提案するアパレルブランド「MAISON SPECIAL」を2019年3月から展開しています。

少子高齢化や経済悪化などさまざまな影響によりアパレル全体の市場規模が衰退している一方で、コロナ禍によるオンライン需要の拡大影響もあり、ECにおけるアパレル産業は2022年度の市場成長率が前年比5.02%増と堅調に推移しています(経済産業省「令和4年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」)。

そうした中、「MAISON SPECIAL」は2022年3月~2023年2月期に前年比50%増、立ち上げから4年目で約6倍(初年度約6億円から23年2月期約36億円)という大幅な売上成長実績を残しました。この成長の背景にはブランド立ち上げ当初よりECに注力したことでEC化率50%を実現したことに加え、質の良い商品を圧倒的なクリエイティブで展開し、ファッション通販サイトや自社EC、SNS、さらには話題性のある路面店のオープンなどを通じて認知を拡大していったことが挙げられます。

実店舗のような1to1コミュニケーションを目指したEC環境へ

これまで順調に新規顧客を増やしてきた一方で、「MAISON SPECIAL」は今後のブランド成長を見据え、既存顧客の売上拡大を目指していくフェーズにシフトしています。実店舗ではお客さまの来店・購入記録などをふまえたコミュニケーションを通じて、店舗スタッフによるリピーターのお客さまとの関係構築を行っています。さらに近年では、ECでも実店舗のような1to1のコミュニケーションを設計することでお客さまとの関係性を深めていく取り組みを開始。メルマガやアプリのプッシュ通知など、大まかなセグメントに対して商品レコメンドを行う施策は行っていましたが、もっと細やかなフォローの必要性を感じ、新たなツールの導入を検討しました。

そこで、PLAY PRODUCT STUDIOはシンプルなUIで1人ひとりの趣向や状況に合わせたコミュニケーションが実現できる「OmniSegment」を導入しました。

UXのプロによる伴走支援で、データを活用したUX改善業務を構築

「OmniSegment」は、小売・EC領域におけるグロースマーケティングを実現するMA(Marketing Automation)/ CRM(Customer Relationship Management)ツールです。精度の高い顧客コミュニケーションを実現するために必要な「データ収集・統合(CDP)」「セグメンテーション・分析(BI)」、「施策の設計・実行(MA / AI)」の機能、さらに領域のプロによる手厚いサポートまでをトータルで提供しています。

<今回の支援内容>

  • 「OmniSegment」の導入
    - メール・Webポップアップ・LINE・アプリプッシュなど複数チャネルでのコミュニケーションを実現できる基盤を整備
  • 初期導入・データ整備支援
    - EC購買データ、会員データ、Web行動ログなどセグメント分類に必要なデータの自動連携を行い「OmniSegment」に統合。初期設定をビービットにて支援
  • 設定・並走支援
    - 初期フェーズでの実施が効果的なメールシナリオやポップアップの具体施策をビービットより提案
    - 今後の取り組み計画を作成し、売上向上に向けコンサルタントが並走支援

スタイリッシュさと人間味を両立し、ECと実店舗双方の売上を向上

「OmniSegment」導入後、PLAY PRODUCT STUDIOはスタイリッシュな「MAISON SPECIAL」のブランドイメージを保ったまま、ファン化を促進する人間味のあるコミュニケーションを実現することができています。リアルとオンラインの相乗効果も生まれており、EC上の購入手続き途中で離脱してしまったお客さまや新商品や予約商品ページを閲覧していたお客さまへのご連絡を通じて、ECでの購入につながっただけではなく実店舗での購入も増加していることがわかっています。

今後もビービットは、「役に立つことがビジネスの主目的となった一兆スマイル社会」の実現を目指し、PLAY PRODUCT STUDIOの顧客体験向上を支援してまいります。

お客さまからのコメント

株式会社PLAY PRODUCT STUDIO
EC事業部 マネージャ
福田 省吾 様

当社の実店舗では創業当初から一貫して顧客さまとの関係構築を大切にしてきました。ブランドが安定成長のフェーズに入り既存顧客の更なる売上拡大を目指す中で、オンラインでも実店舗同様に、より精度の高い顧客管理・運用と接客体験の提供が必要となっております。ビービット社が提供する「OmniSegment」により、細かな顧客セグメントとそこに対するアプローチを通して、オンライン上でも「顔の見える」顧客さまとしてアプローチし関係構築を行っていきたいと考えております。

PLAY PRODUCT STUDIO登壇セミナーの案内

EC化率50%のアパレルブランド「MAISON SPECIAL」がCRMに取り組む理由
 - 先鋭的デザインならではの戦略と取り組み -
日程:2023年12月19日(火)14:00~15:00
   2023年12月20日(水)14:00~15:00
   2023年12月21日(木)14:00~15:00
形式:オンライン
申込:https://omnisegment.bebit.co.jp/seminar/case_pps/

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