- 日程
- 2020年3月5日(木)19:00~21:00
- 実施形態
- オンライン開催
※ 新型コロナウィルスの感染拡大予防のため、本イベントはオンライン配信のみ(会場開催なし)で実施いたします
- 参加費
- 無料
- 講師
- 株式会社ビービット 東アジア営業責任者 藤井保文
(書籍「アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る」主著者)
- 主催
- 株式会社ビービット
※このセミナーの申込受付は終了しました
セミナー概要
※ 本イベントのコンテンツは、書籍「アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る」をお読みになっていることを前提としています
書籍「アフターデジタル」では、これからの時代にUXが大きな経営トピックになっていくと指摘されています。
今回のセミナーでは、アフターデジタル社会においてデジタル×UXが持つパワーを再確認するとともに、行き過ぎた管理社会や望ましくないデータ取扱といった"ネガティブな予測"を現実のものとしないために企業に求められる素養について学んでいきます。
講師からのコメント
これまで、デジタル領域においてUXという言葉が使われてきましたが、日本においてこの言葉は「デジタルの画面上のUIデザイン」と認識されがちで、非常に軽視されていると言えます。
しかし、リアルとデジタルが融合する時代になると、リアルを含めて「思い描いた体験」を辿ってもらえるようになります。加えて行動データ優位の時代において、製品販売型から体験提供型にビジネスロジックが変化していくと、「顧客に使い続けてもらうこと」の重要性が高まるため、エクスペリエンスの重要性は上がっていく一方です。
アフターデジタルに対応するには、UX志向のデジタルトランスフォーメーションが必須です。
つまり、UXとはもはや経営課題として語られるべきことであり、事実、CXO(Chief Experience Officer)のような存在がいるケースもあるほど、様々なデジタル先進企業においては経営レベルで重視されています。
一方で、アフターデジタルという、UXとテクノロジーがけん引する社会に対する警鐘も聞かれます。
IDデータ利用に対する不安や、管理社会への恐怖などがそれにあたります。確かに、テクノロジーとUXの力は非常に強いため、データを預けることで利便性や公共性は上がりますが、一方で管理され、自由が奪われる可能性はありますし、この力が悪用され、例えば「何も考えずにお金を借りていた」みたいなジャーニーを辿らされる可能性もあります。
こういった時代をより自由に生き抜くためには、「アフターデジタル人材に必須な能力」とも呼べるような、精神性とケイパビリティが必要になります。これをUXインテリジェンスと呼んでいます。
DXを推進する方にとっては、自分自身においてもそうでしょうし、自社の中での人材育成においても重要になると考えています。企業のデジタルトランスフォーメーションを社会レベルで実現していくために必要な人材とはどのようなものか、参加する皆さんに投げかけながら、議論を深めていければと思います。
講師紹介
講演者のご紹介
株式会社ビービット 東アジア営業責任者 藤井 保文
1984年生まれ。東京大学大学院学際情報学府情報学環修士課程修了。
2011年、ビービットにコンサルタントとして入社し、金融、教育、ECなどさまざまな企業のデジタルUX改善を支援。 2014年に台北支社、2017年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、モノ指向企業からエクスペリエンス指向企業への変革を支援する「エクスペリエンス・デザイン・コンサルティング」を行っている。2018年8月には『平安保険グループの衝撃―顧客志向NPS経営のベストプラクティス』を監修・出版。2018年9月からはニューズピックスにおいて、中国ビジネスに関するプロピッカーを務める。2019年3月には、IT批評家 尾原和啓氏と共著『アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る』を出版。
【必ずご確認ください】受講形態について
本イベントはオンライン配信のみ(会場開催なし)で実施いたします。
オンライン参加に必要な情報は2月25日(火)にメールにてお知らせいたします。
※ 当初会場開催ありでご案内しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大予防のため、全面オンライン開催に変更しております。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
※このセミナーの申込受付は終了しました