プレスリリース2022.12.14 Wed.

アフターデジタル著者の最新作 『ジャーニーシフト』、12月15日に発売。

DX、OMOから、SDGsやパーパス、Web3やメタバースまで、次々と現れるバズワードに共通する「1つの大きな潮流」と「2つの特性」とはー

株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤直紀)は、書籍『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』(著者:藤井保文)を、株式会社日経BPより刊行します。12月15日(木)より、全国の書店・Web書店などでお買い求めいただけます。※地域により発売日が異なる場合があります
Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4296201263

■書籍紹介 / 著者・藤井保文よりメッセージ

 「ジャーニーシフト」とは、顧客提供価値が時代によって変質したことを示した言葉です。一文で示すと以下のようになります。

顧客提供価値は、「モノや情報の提供」「瞬間的な道具としての価値」から、ありたい成功状態を実現させ、行動を可能にさせる「行動支援」に変わっている。

 これは言い換えると、「ユーザにとって何かしらの行動やアクションを可能にしていなけ
れば、企業として何の価値もない時代」になってきているということでもあります。自分の中でどれだけ受け止め、理解したり解釈したりしても、世の中に対して発信や貢献をし、社会やコミュニティーに干渉しないと、意味がない時代になってきているのです。

 本書は、世界の潮流から新たな変化を読み解く本です。社会のビフォアアフターを書いたこれまでのシリーズに対し、提供価値のビフォアアフターを書いたものがこの『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』です。

 DXやOMOから、SDGsやパーパス、Web3やメタバースなど、次々と現れるバズワードは、1つの大きな潮流【提供価値の行動支援化】を示しており、その中には2つの特性【利便性の進化・意味性の進化】があります。本書を通してこれらを整理し理解することが、変化の速い時代の道しるべになるのではないか、と考えています。読んでくださった方の仕事や生き方において、さまざまなバズワードに埋もれて身動きが取れなくならないよう思考しアクションしていくための、コンパスや道具になることを願っています。

顧客の成功体験のための「行動支援」が価値になるジャーニーシフト時代、UXやサービスは「利便性」と「意味性」の2つのレイヤーに分類することができる (出典:『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』藤井保文 著、日経BP)

<目次>
はじめに 体験中心の時代、生き抜くための視点を
第1章 新興国からデジタルの未来を学ぶ時代
第2章 新たな社会リーダーシップとジョイントビジョン
第3章 Web3がもたらす意味性の進化
第4章 行動支援の時代:行動実現してくれないものに、もはや価値はない
第5章 ジャーニーシフトに必要な視点と思考法
巻末特別対談 深津貴之氏との対談 「画像生成AIから見る、意味生成の在り方、企業の戦い方」

■著名人からの推薦コメント

地方創生からクールジャパンまでこれが日本のDXへの光明だ
 ー 平将明氏(衆議院議員 自民党東京都連政調会長)

超同意!既に東南アジアに抜かれた日本こそ、デジタルの両利きを!
 ー 入山章栄氏(早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授)

「もの→こと」発想はもう捨てよう。
ジャーニーシフトは「こと→もの」で製品・サービスと顧客価値を生み出す手法。顧客体験作りに寄り添うことで、企業は真の顧客価値を生み出せる。
 ー 奥谷孝司氏(オイシックス・ラ・大地 専門役員 COCO、顧客時間 共同CEO取締役)

モノや情報に価値はない。現代における価値創造の前提条件が書かれた一冊。
 ー 小野直紀氏(博報堂『広告』 編集長)

未来のデジタル体験にとどまらず、思想、ライフスタイル、社会システムのあるべき姿が提示されている。
 ー 佐々木康裕氏(Takram ディレクター / ビジネスデザイナー)

顧客への提供価値がモノや情報から、成功体験の支援に変わるなか、「ジャーニーシフト」はテクノロジーによって意味性と利便性の両方の価値をつくり出す視点を提供してくれる
 ー 塩野誠氏(経営共創基盤(IGPI) 共同経営者 / マネージングディレクター)

盲目的なデジタル化から脱却し、ありたい社会のためのジャーニーを始めよう。
 ー 関治之氏(Code for Japan Founder)

先行き不透明な時代の「羅針盤」になる1冊!僕も「意味性」を追求していきます!!
 ー 竹村俊助氏(WORDS 代表取締役)

デジタル化された社会とは、難解なものではない。むしろ逆だ。生活や行動を、すぐに、ドラスティックに変化させることができる社会だ。この本は、ようやく生み出された変化の手引き書なのだ。
 ー 三浦崇宏氏(The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR / クリエイティブディレクター)

体験価値の変質によって、人々がより共鳴しあう社会が実現していく。藤井さんの示す未来に強く共感します。
 ー 宮田裕章氏(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授)

抽象と具体、リアルとバーチャルが溶け合う新しいデジタル世界のイメージにワクワクしました!「個別性」という弱点を克服したデジタルの世界では「意味の競争優位」がカギになるのですね。
そうか。デジタル世界においても「“役に立つ”から“意味がある”」へのシフトがこれからのカギになるんですね!
具体的なイメージが湧きにくかった「デジタル世界における意味の競争」が本書でよくわかりました。本書で紹介されている「ジョイントビジョン」というコンセプトこそ、現在の日本に足りないものだと思います。多くの人に本書を手に取って考えてほしい。
 ー 山口周氏(独立研究者、著作家、パブリックスピーカー)

中国の「社会実験」からインドネシアの「世渡り上手」へ。「UX」をめぐる藤井さんの旅は、デジタル/新自由主義世界に「社会」を取り戻すためのジャーニーなのだと思う。
 ー 若林恵氏(黒鳥社 コンテンツディレクター)

■『ジャーニーシフト』発売記念 プレゼントキャンペーン

『ジャーニーシフト』発売を記念し、ビービットより過去『アフターデジタル』シリーズ4冊セット、もしくは図書カード5,000円分を抽選で10名様にプレゼントいたします。

キャンペーンサイト:https://bebit.co.jp/?blog=retweet

【応募期間】
2022年12月14日(水)17:00~12月15日(木)23:59

【プレゼント内容】
当選された10名の方はいずれか1つのプレゼントを選べます
・『アフターデジタル』シリーズ4冊セット(『アフターデジタル』、『アフターデジタル2』、『UXグロースモデル』、『アフターデジタルセッションズ』)
・図書カード5,000円分

【応募方法】
1.Twitterからビービットの公式アカウント(@beBit_Japan)をフォロー
2.公式アカウントからのキャンペーン投稿をリツイート
※ご自身のTwitterアカウントは必ず「公開」に設定してください。

■書籍概要

書名:『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』
著者:株式会社ビービット 藤井保文
発行:日経BP
定価:定価2,420円(10%税込)
発売日:2022年12月15日(木)より全国書店・Web書店にて順次発売
Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4296201263

■著者紹介

藤井保文(ふじい やすふみ)

株式会社ビービット
執行役員CCO(Chief Communication Officer) 兼 東アジア営業責任者
一般社団法人UXインテリジェンス協会 事務局長

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府修士課程修了。上海・台北・東京を拠点に活動。
国内外のUX思想を探究すると同時に、実践者として企業の経営者や政府へのアドバイザリーに取り組む。政府の有識者会議、FIN/SUM、G1経営者会議など「アフターデジタル」に関する講演多数。
上海・台北での研究成果として、2018年に『平安保険グループの衝撃 - 顧客志向NPS経営のベストプラクティス』を監修。
累計22万部のベストセラーである『アフターデジタル』シリーズでは、これからの時代を生き抜くために、日本企業が取るべきアクションや、DXのあるべき姿を提示。「DXの目的は新たなUXの提供である」というコンセプトを世に広める。
アドバイザリーでは小売、金融、メーカー、インフラなどの様々な企業において、UX/DXから経営やビジネスモデル、顧客価値を抜本変革する取り組みに関わる。AI(人工知能)やスマートシティー、メディアや文化の専門家とも意見を交わし、人と社会の新しい在り方を模索し続けている。個人活動として、音楽の制作・演奏や海外アーティストのミュージックビデオ制作にも携わる。

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