「UX×テックの社会実装」を中心のテーマに据え、ビジネスからカルチャーまで、世界各地のリーダー、起業家、思想家による議論を行うオンラインフェス「L&UX」。
書籍等でも好評をいただいた、2021年に開催されたその「L&UX」のセッション動画を1つ期間限定で公開いたします。
セミナー概要
DXブームの中で、社会課題の解決や提供すべき価値の議論が欠落し、デジタル化が目的になってしまった、無意味なデジタル対応が散見されます。
特にスマートシティ、MaaS、行政サービスのように、「デジタルとリアルを融合させた新たなUXの社会実装」においては、個別の企業のエゴイスティックな目的に惑わされず、「社会善のための大きな目的やビジョン」がないと、多くの人を巻き込むことができず、推進力も発揮されません。
こうした実現に向けて、最前線のイノベーターたちは、どのようにして様々なステークホルダーの共感と理解を得て、どのようにして事を為しているのでしょうか。
皆さんもよく知る「MaaS」というコンセプトを世に打ち出した考案者であり、MaaSという概念を世界で初めて都市交通において実現したサービス”Whim”を運営するMaaS GlobalのCEO、Sampo Hietanen(サンポ・ヒエタネン)さんと、日本のシビックテックをけん引し、テクノロジーによる社会課題の解決の最前線で活動する、Code for Japanの関治之さんをお招きし、お二人の理想と現実での苦悩や学びを、Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香さんが紐解いていきます。
- 日程
- ~2023年12月25日(月)
- 実施形態
- オンライン
※視聴URLは、お申込みいただいた方にメールにてご連絡いたします。
- 参加費
- 無料
- 注意事項
- 弊社からのメール配信を停止設定されている場合、視聴URLをお届けすることができません。イベントをご視聴いただくにあたって、配信停止へと設定を変更されないようにご注意ください。
講演者のご紹介
サンポ・ヒエタネン
Finland MaaS Global CEO
モバイルアプリケーション「Whim」を開発したMaaS Global Ltdの創設者でありCEO。Whimは、公共交通機関、タクシー、レンタカー等を1つのアプリで簡単に利用できるように統合。Whimを使えば、携帯電話でさまざまな交通手段を使った旅行の計画、予約、支払いを1つのアプリで行うことができる。過去10年間で、「MaaS(Mobility as a Service)」のコンセプトについて1000件以上のプレゼンテーションを実施。
関 治之
Code for Japan Founder
2002年からジオロケーションサービスの開発者として活躍。日本最大級のシビックテックコミュニティCode for Japanの創設者。また、オープンソースGISを活用した位置情報システムのコンサルティング・開発サービスを提供するジオパブリックジャパンのCEOであり、HackCampのCEOでもある。東日本大震災発生後、危機情報を収集するクラウドソーシングプラットフォーム「Sinsai.info」を運営していた頃から社会起業家としてのキャリアをスタートさせ、積極的にシビックテック運動を推進している。
谷本 有香
Forbes JAPAN Web編集部 編集長
証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカー後、米MBA取得。日経CNBCキャスター、同社初女性コメンテーター。3,000人を超えるVIPにインタビュー。
現在、TVコメンテーター、経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、企業役員としても活動。2016年2月より『フォーブス ジャパン』に参画。2020年6月1日より現職。