プレスリリース2022.02.03 Thu.
ビービット、新たな執行役員および事業戦略室長を迎え、 グローバル経営体制を強化
株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 直紀、以下ビービット)は、2022年以降のグローバル事業の本格展開を目的に、新たな執行役員および事業戦略室長を迎え、グローバル経営体制を強化したことを発表します。
ビービットは、2000年の創業以来、「デジタル時代の本質はUX(ユーザエクスペリエンス)」であると考え、日本および中華圏のクライアント企業に対し、UXコンサルティングサービスを提供してきました。また2017年からは、UX向上に向けた企画・立案を支援するSaaSサービス「USERGRAM(ユーザグラム)」を提供しています。さらに近年は、コンサルティングとSaaSサービスを融合したソリューションを展開し、企業内におけるUXグロース業務の定着を支援しています。
2022年1月に発表した台北・上海地域統括 代表 Jason Chenの専務執行役員就任(※1)、および台湾企業Omniscient Cloud Technologiesの株式取得(※2)に加え、この度の経営体制強化により、2022年以降に本格化するソリューション事業のグローバル展開に向け、必要な体制を構築しました。
※1 ビービット、グローバル事業拡大を目的として、業務執行体制を変更(2022年1月5日発表)
※2 ビービット、台湾のMarTech企業Omniscient Cloud Technologiesを子会社化(2022年1月25日発表)
<今回の体制強化の目的>
- OCEO(※3)配下にグローバル経営体制として各領域(ファイナンス・コミュニケーション・コーポレート戦略・ソリューション統括)の担当役員と地域代表(日本・台北・上海)を設置し、グローバル展開に関わる意思決定を行う。
- 新たに設置したコーポレート戦略室は、グローバル経営に求められる要件の定義と実装をリードする。また今後の事業成長に必要不可欠となる人材獲得なども統括する。
- 新たに設置したソリューション統括は、これまで各国で展開されてきたコンサルティング活動の内容を統一・強化するとともに、各国で新たに開発されたソリューションの横展開をリードする。
※3 OCEO: Office of CEO
ビービットは、創業者である代表取締役 遠藤 直紀、同じく創業者である取締役副社長 中島 克彦、および専務執行役員グローバル担当 Jason Chenの3名がOCEOのメンバーとして経営執行に関する最終意思決定を行う体制を取っています。
藤井 保文(ふじい やすふみ)
執行役員CCO(Chief Communication Officer) 兼 東アジア営業責任者 ※留任
東京大学大学院修了後、ビービットに入社。上海・台北・東京を拠点に活動。国内外のUX思想を探究し、実践者として企業・政府へのアドバイザリーに取り組む。『アフターデジタル』シリーズ(日経BP)の続編であり、実践的な方法論を記した『UXグロースモデル』と、世界のトップリーダーの議論をまとめた『アフターデジタルセッションズ』を、2021年9月に2冊同時出版。
矢部 真史(やべ まさふみ)
執行役員 コーポレート戦略室長 ※新任
東京大学工学部工学系研究科修士課程を修了後、リクルートに入社。上海赴任後に現地でスタートアップに取締役として参画。China Europe International Business SchoolにてMBA取得。帰国後はIBM、SRI International(スタンフォード研究所)を経て、2021年にビービットに参画、事業戦略室 室長を経て現職。
塩澤 洋一郎(しおざわ よういちろう)
執行役員 ソリューション統括 ※新任
慶應義塾大学卒業後、外資系コンサルティングファームを経て、日本テレコム(現ソフトバンク)へ入社。2012年にブレインパッドに参画し、データ分析事業、AI事業、データサイエンティスト育成事業の強化に取り組み、飛躍的な成長を実現。2016年より同社取締役としてアナリティクスサービス事業を管掌。2022年1月よりビービットに参画。
東野 誠(ひがしの まこと)
日本地域 事業戦略室長 ※新任
一橋大学卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)、複数のITベンチャー企業を経てマーケティングソリューションを提供するシャノンに参画。取締役事業統括担当としてサービスローンチから事業成長をリードし、株式上場を実現。その後ボストンコンサルティンググループでDigital BCG JAPANの立ち上げに参画し、コアメンバーとして複数のDXプロジェクトをリード。2021年にビービットに参画。