ユーザビリティ実践メモ
編集部
いつもユーザビリティ実践メモをご愛読いただきありがとうございます。
2007年7月28日、ユーザビリティ実践メモをリニューアルしました。主にレイアウトと記事のカテゴライズを見直し、読みやすさと見やすさを高めるように改善いたしました。これからも価値の高い情報発信に努めて参りますので、変わらぬご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。
今回はリニューアル記念特集として、過去の人気記事をランキング形式でご紹介します。 ランキングはページビュー数の順ですので、「人気ランキング」は裏を返せば、「ウェブマスターの方の関心の高いトピックランキング」とも言えそうです。
■人気記事 Best10
(算出根拠:毎週月曜日から日曜日までのトップページのページビュー数による。計測対象期間は2006年7月9日から2007年6月30日。Google Analytics、サイトカタリストで計測)
第1位 PDFファイルは同ウィンドウ表示?別ウィンドウ表示?(2006年11月27日)
コメント:1番人気はPDFの扱いに関する記事でした。最近では、PDFファイルへのリンクはその旨を明記することが浸透してきましたが、同じウィンドウで開くべきか否かについてはまだ基準はないようで、毎回首をひねられているウェブマスターの方が多いということでしょうか。弊社の見解を明確に示したことが、注目を集めた理由だと思われます。
第2位 自由記述欄の入力率を上げるには(2007年03月05日)
コメント:第2位はフォームの自由記述欄の入力促進に関してでした。「真っ白なテキストボックスをユーザにただ突きつけるよりも、回答例を添えることで入力を補助しよう」と提案した本記事は、インターネットはセルフサービスメディアであること、それ故にユーザの心理を考慮した接客設計が重要であることを示した記事ではないでしょうか。
第3位 思わぬ記号の重複(2006年12月18日)
コメント:第3位は、「ユーザに注意を促すために使用した記号が、かえって仇になってしまっていた」という失敗例を取り上げた記事でした。記号はメッセージを端的に表現でき便利である一方、意味を統一せずに使用すると危険な諸刃の剣であるという例でした。このように、記号を用いる際はくれぐれもご注意ください。
第4位 開封されるメールマガジン - 2つの工夫(2006年11月20日)
コメント:メールマガジンは集客・販促ツールの一つとして有効ですが、それも、ユーザに開封してもらってこそのもの。ご紹介しているのは、ほんのささやかな工夫ですが、意外に見落とされがちなポイントですので、ぜひご参考にしていただければと思います。
第5位 視線の流れをブロックしていませんか?(2006年12月04日)
コメント:「クリックしてもらいたいリンクがなかなかクリックされない」。ウェブマスターの方の悩みをズバリと指摘した本記事は、レイアウトに関する実践的な内容であり、多くの方の注目を集めました。レイアウトは非常に難しいテーマですが、視線の流れを意識するだけでもかなり良いレイアウトに近づけることができます。設計のティップスの一つとしてご活用ください。
第6位から第10位までは、記事名のみご紹介します。
第6位 初心者ユーザの視線の動き(2007年01月29日)
第7位 トップページの一般的な役割(2006年12月11日)
第8位 検索結果がゼロだった場合の対処(2007年04月02日)
第9位 写真で魅せる商品紹介(2007年01月22日)
第10位 誤解を避けるコンテンツ配置のコツ(2007年03月12日)
以上、上位10記事をご紹介してきました。
次回(2007年8月6日)からは通常通りの記事に戻ります。上記の記事に劣らぬ、ユーザビリティのちょっとしたコツをご紹介していきますので、引き続きご愛読いただければ幸いです。