代表プロフィール詳細

代表取締役 遠藤 直紀

1974年8月18日 鳥取県米子市生まれ。

幼少時代

鳥取県米子市にて高校卒業までの18年間を過ごす。起業家の祖父、それを継いだ経営者の父、父の会社にて役員を務める母、兄・妹に囲まれ、会社経営というものに自然に触れながら育つ。良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば落ち着きがなく、常に教師に目をつけられる存在だった。無謀なことに挑戦しては、大怪我を負うこと数回。タフな精神はここで培われている。こだわりのない性格ゆえに、進路選択では、偏差値ではなく「国立大学」で「経営」が学べて「東京」という条件で知った横浜国立大学経営学部に進学。

学生時代

大学在学中は、「人とは違うことがしたい」「一生続けられる趣味を持ちたい」とスキンダイビングクラブに所属し世界中の海を潜り歩く。この旅行経験において、英語でバナナジュースを注文したら、ダイキリが出てくるという屈辱を味わい、英語習得の必要性を実感する。大学4年時、周囲が就職活動を行う中で、「就職活動ができる時間があるなら留学できる」と後先を全く考えずにアメリカ行きを決意。教授からは「就職先がなくなる」と心配されたが、「今就職活動をする自分よりも、アメリカに行き語学を身に付けた自分の方が評価されるはず」と楽観的に考えていた。

アメリカ留学時代

アメリカ・コロラド州での留学時代、良き師やホストファミリーに恵まれ英語能力は飛躍的に向上、日本人としては最短で語学学校の最上級クラスを卒業した。留学生活を通しては語学以外に3つのことを学び、それが人生に大きな影響を与えている。1つ目は、インターネットとの出会い。留学当初、なかなかできないアメリカ人の友人を作る秘策「ドーピング作戦(本人談)」により、大学の柔道クラブやジャパニーズアニメーションクラブに顔を出すようになったが、そこで出会ったアニメファン達がインターネットを駆使して全米中の同志とコミュニケーションを取っている姿を目の当たりにする。さらに裕福ではないホームステイ先の家族が「メールをしてみたい」という理由から当時高価だったパソコンを購入したことにも衝撃を受け、「インターネットが世界を変える」ことを確信する。

2つ目は、アメリカで出会った多くの日本人留学生を見るに付け日本の豊かさを思い知ったことである。どこに行っても出会う日本人の多さに圧倒されながらも、「先人が苦難の中で築いたこの豊かさを自分はただ消費しているだけではないか」との思いを強くする。

3つ目は、世界中から来た留学生の友人との交流を通して、国や文化、宗教が違っても本質的な人間性はさほど変わらないという認識が持てたことである。

システム開発会社勤務時代

アメリカでのインターネットの出会いにより、IT関連の知識がこの先の社会に必須になると考え、そのような就職先を志望するようになっていた。

大学卒業の2ヶ月前に日本に帰国したものの、当然新卒採用は終了していたため、コンビニで売っていた転職雑誌を頼りにシステム開発会社の採用を受け、「身に付けた語学力」ではなく「明日から働ける」ことが評価され即採用。卒業前の2月から会社に通うようになる。

徹底したスキルアップ教育を受け、すぐに複数の開発言語を自在に操れるようになるが、次第に仕様書通りにプログラミングをする仕事に疑問を感じるようになり、上司に「この機能は本当に必要なのか?」と質問攻めにしたところ、「意義を問うな。問いたいのなら違う会社に行った方が良い」と返答され、その言葉に従い転職を決意する。

アンダーセンコンサルティング時代

システムの戦略立案から携われる会社を探し、1998年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。同社では、通信会社のインターネット活用戦略立案、開発支援に従事。優秀な仲間と尊敬できる上司に囲まれ充実した日々を過ごしていたが、ネットバブル到来とともに、先輩とともに起業を考え始めるようになり、ネットエイジ西川社長等、当時のネット企業の先人達と出会うようになる。また同じ頃携わっていたインターネット関連プロジェクトにおいて「従来の業務システム開発方法論でウェブサイトを開発してもうまくはいかない」との思いを持つようにもなっていた。インターネットに関する様々な出会い、経験が土台となり、2000年1月同社を退職し、3月仲間と共にビービット設立。登記した住所は自宅、オフィスは間借りした机1台からのスタートだった。

ビービット設立〜現在

設立当時としては、日本ではまだ馴染みの薄い“ユーザビリティ”や、ユーザ行動分析に基づくウェブサイトの開発手法に着目し、企業向けにインターネットコンサルティングを開始。設立翌年の2001年にはウェブユーザビリティ書籍を出版し、それがもとで多くの企業から声がかかるようになる。また、従来の開発手法に仮説検証プロセスを明確に組み込んだウェブサイト開発方法論「ビービットUCD」を策定。ユーザと一対一で行動を観察するユーザビリティテスト(個別ユーザ行動観察・ヒアリング手法)を年間1000名を越える規模で実施し、人間の行動や心理を解明することで、多くのウェブサイト、製品の改善を行い、企業の利益に貢献している。

口癖は「本質的」「そもそも」「価値」の3ワード。

  • 本質的な価値を提供して人の役に立つこと
  • インターネットという情報インフラの品質を高め、真っ当な企業、真っ当なサービスが評価される社会
  • 世界で評価される日本発のIT企業の創出

に誰よりもこだわり、行動科学とインターネット、テクノロジー、ビジネス、デザインの融合で新しい世界の創出を目指し日々活動中。

講演・寄稿多数。著書に「ユーザ中心ウェブサイト戦略」。
企業研究会 ウェブマネージメントフォーラムアドバイザーを勤める。